一戸建てを現地見学するときは、マンションとは異なるチェックポイントがあります。モデルハウスのない都市部での未完成物件では、図面だけで判断しなければならない場合も出てきます。また、近所づきあいや学校の評判などは周辺住民に聞いてみるとよいでしょう。聞いてみて初めて気が付くこともあるはずです。
・敷地の以前の状況 (どんな用途だったか、どんな建物が立っていたか)
・商店街やスーパーなどの買い物情報。
・町内の近所付き合いのルールなど。
・学校など教育施設についての評判。
・公園などの遊び場、レクリエーション施設。
・平日、週末それぞれの周辺道路の混み具合。
・テレビ(BS、CSを含む)の映り具合。
・周辺に気になる騒音や臭いはないか。
・敷地が接するのはどんな道路か。(幅は何mか、私道ではないかなど)
・敷地の日当たりや水はけ(雨の日にチェック)はどうか。
・地盤調査を行なっているか。
・基礎のコンクリートに深いひび割れはないか。
・各部屋でビー玉やゴルフボールが一定方向にばかり転がらないか。
・ドアや窓を開け閉めしてみて、引っ掛かるところはないか。
・床を歩いてみて沈みやきしみはないか。
・天井裏や床下をのぞいてみておかしな点はないか。
・浴室や洗面の排水はスムーズにいくか。
・耐震性、耐久性アップの為の配慮や工夫は何かあるか。
・省エネに対する配慮や工夫は何かあるか。(高断熱・高気密など)
・建ぺい率、容積率に余裕はあるか。(増改築のしやすさに影響)
・窓の位置が隣の家の窓と向かい合ったりしていないか。
・各居室の広さは十分か。(LDは10畳以上、居室は6畳以上が望ましい)
・収納スペースはどこに、どれくらいあるか。(建物面積の6%以上が目安)
・床に段差はないか。(なるべくないのが望ましい)
・手持ちの家具などを置く位置はどこか。
・キッチンなど水まわりは家事のしやすい間取り、動線か。
・階段の上り下りは安全か。(斜面、踏み面の広さ、滑り止めなど)
・水道の負担金がある場合はいくらか。
・ガスは都市ガスか、プロパンか。(都市ガスの方がベター)
・駐車スペースに自分の車が入るか。
・自転車を置くスペースがあるか。
・アフターサービスの内容や体制はどうなっているか。
・その他
※入居後に不具合が出た場合に備えて、不動産会社のアフターメンテナンス体制もチェックしておきましょう。